妊活・不妊治療当事者インタビュー #001 あきたこまちさん/第1子/体外受精

妊活・不妊治療当事者インタビュー第1回目は、千葉県にお住まいのあきたこまちさんです!
33歳から治療を開始し、今年で約7年間。これから体外受精にステップアップされるあきたこまちさんに、お二人の妊活・不妊治療の様子をお伺いしました。

あきたこまちさんのプロフィール

お名前あきたこまちさん
年齢ご自身 39歳(9月で40歳)/夫:38歳
お仕事パート
お住まい千葉県
現在の治療体外受精にチャレンジ中
Q
まずは自己紹介をお願いします!
A

秋田県出身のあきたこまちです。33歳に妊活を始めて、今年で7年です。

以前はフルタイムでパートをしていましたが、2年前に転居を機に退職し、昨年秋からは月4〜6日のアルバイトをしています。

Q
お二人の馴れ初めは?
A

大学のときにサークルで出会いました。付き合い始めたのは私が卒業して4年後です。

私は当時、7年付き合った方と別れたところで、もちこさんの馴れ初めを読んで、あら似ているなと思いました。
結婚したのは2008年なので、干支一回りしました。

5月末に撮ったハロの写真。まん丸でキレイで、受精卵みたいだなと思いました。

あきたこまちさんの不妊治療は…?

Q
治療をはじめたきっかけは?
A

結婚して5年できなかったことと、人事異動で上司が嫌いな人が戻ってきたので辞めてもいいかなあと思い始めたことです。

Q
今通っている病院と、通う決め手になったことを教えてください。
A

獨協医科大学のリプロに通っています。

以前は木更津の産婦人科に通っていたのですが、そこは人工授精までしかできなかったのと、家庭の事情と、2年前市川へ転居をしたのともろもろで二年ほど治療を一時中断していました。

昨年秋に不正出血があり、近くのクリニックへ行ったのですが、そこの女医さんから、私の今までの経緯を聞いた上で、もし不妊治療を再開するなら、総合病院で診てもらった方が安心だと思うし、私は顔が利くから紹介状書くよと言っていただき、これも縁かなと思って治療をリプロで再開することにしました。

Q
今までどんな妊活・治療に取り組まれましたか?
A

タイミングから始めて、人工授精を木更津のときに6回。獨協に通ってからは3回です。次に生理が来たら、体外授精にステップアップします。

人工授精1回目で妊娠できたのですが、卵のまま育たず稽留流産してしまいました。その手術後、病理検査で部分胞状奇胎になっていたことがわかり、即座に再手術。そこから半年は妊娠厳禁、経過観察という時期があり、心身ともに辛かったです。

Q
治療に関する情報収集は、どのように行なっていますか?
これが良かったというオススメのものがあれば教えてください。
A

自分がこれから受ける治療や検査に関してネットで検索したり、ブログを読んでみたりしますが、あまり情報収集しないようにしています。ストレスになるので(笑)

以前の仕事では健康食品や器具の販売に関わることもあり、そういうものをどう捉えたらいいかを学んだと思います。

Q
病院の治療以外に、取り入れていることはありますか?
A

サプリや漢方を試したりもしました。漢方は木更津の病院で処方された当帰芍薬散や自分で買った十全というものを飲んでいました。サプリはケフィアの錠剤、鮫肝油、プロポリスをちょこちょこ。今は知人にいただいたユーグレナという健康食品を飲んでいるくらいです。妊活というより健康のためですね。

夫はリプロで紹介してもらったSO1というサプリを飲んでいます。

あとは…千葉の笠森観音にお参りに行ったり、旅行の際は妊活にご利益のありそうなところを巡ったりもしました。

運が良ければということから、運を使わなきゃいいんじゃ、と思い、受精や着床しそうな時期に携帯のゲームを我慢してみたりとかしてみたこともありますが、これは効果なしでした(苦笑)

千葉の笠森観音です。とても急な階段です。御堂に上って、子授けのお札をいただいてきました。
Q
治療をはじめてみて、想定と現実にギャップはありましたか?
A

もっと早く妊娠できると思っていました。不妊治療を始めて、自然妊娠の率の低さや不妊治療による妊娠率が思ったより低いことに驚きました。

さらに、うちの場合は原因がわからない不妊で、これを治療すれば良いというのが今までなかったのが、出口のないトンネルのようで辛かったです。木更津の医師には「運ですね」と言われました。

去年、現状を知るための獨協での最初の検査を夫婦で終えて、改めて、「異常なし健康そのものです」と医師から良いことですね、みたいに言われたとき、逆にじゃあなぜここまでできないのかという思いが込み上げてきて泣いてしまいました。そのままを質問したら、妊娠にはまだ解明されていないブラックボックスがあると言われました。

今までの人生、自分でできることは最大限やっていろいろ乗り越えてきたのに、自分の力や努力だけではどうにもならないことなんだと突きつけられたのが一番のギャップです。

Q
治療のことで、今悩んでいること・困っていることはありますか?
A

年齢的にどこまで続けるのかを考えています。

また、仕事の面でも悩んでいます。再就職するにしても、妊活中と面接で伝えるのは不利だけれど伝えないのも不誠実だし、どうしたものかと思い、就活を休んでいます。

今のアルバイトは土日だけなので、病院との調整がほぼなくて良いのですが、収入が少ないので、もう一つバイトを増やす方が現実的なのかなと思っています。

Q
気持ちが落ち込んだ時はどのように対処していますか?
A

携帯のゲームや漫画を読んで没頭して、美味しいものを食べて寝ます。

携帯ゲームは、ナンプレやLINEのポコポコやポコパンタウンといったパズルをやっています。アクションは苦手です。身体ごと動きます(笑)

漫画は大好きで、前はいろいろ買っていました。ですが、収入が少なくなったのと、今のアパートは狭いのとで、現在はTSUTAYAで借りたり、LINEマンガやネットで無料で読んだりしています。

ファンタジー、ホラー・サスペンス、ミステリ系が多いですかね。でも、アクションも好きです。恋愛物はあまり読まないですね。

最近のヒットは「三角窓の外側は夜」「違国日記」「ボクラノキセキ」「ヌエの絵師」「彼方のアストラ」「怨霊奥様」「天才子役、誘拐される」です。
まわりは「鬼滅の刃」にはまっていますが、私は「呪術廻戦」の方が好きです。

Q
治療費はどのように工面していますか?
A

人工授精後の流産とその後の手術で2回入院したときは、生命保険が降りました。女性特有の病気に関する特約を付けていたので、多めに出ました。

それ以外の通常の治療は、今までは、まだそれほど高額ではなかったので、私が働いていたときはその収入から、今は夫の収入で足りています。ステップアップ後は、助成金を申請する予定です。

4年前に熱海旅行で来宮神社に行ったとき、境内に落ち葉でハートが作ってあって、ヨシ、ラブラブにおわせ写真を撮ってやろうと、これを撮りながら、さりげなく私たちの影もくっつけてみました。写真を見せるまで夫は気づかず(笑)
Q
治療をサポートするために、工夫していることや利用しているツール・サービスはありますか?
A

基礎体温や生理日の記録にルナルナの無料版アプリを利用しています。

Q
治療に取り組んで、良かったなと感じたことはありますか?
A

いろいろな立場の人をより思いやれるようになりました。

あとは、いい意味で図太くなれました(笑)

前の職場は70代80代の女性と関わることが多く、また不妊に縁のない男性もいて、いろいろ言われました。逆立ちしろなどの謎アドバイスとか、相手を変えてみたらとか、子どもができたからっていい子に育つとは限らないよとか、子どもいない方が楽だとか。
みんな嫌味とかではなく、よく知らないが故の発言だったり悪気ない冗談だったりで、気にしていても意味がないので聞き流すうちに全然気にならなくなりました。

ある時「子どもの作り方を間違えているんじゃないかい」と言ってきたおばちゃまには「今度手取り足取り教えてくださいね。」と笑顔で返して、相手が照れたときにはしてやったりという感じでした。

Q
では最後に、妊活戦士の皆様へメッセージをお願いします。
A

皆さま十分に頑張っているのをわかっているので、がんばれなんて言いません。逆に、たまには自分を甘やかしてもいいくらいだと思っています。

新型コロナのせいで予定していた治療が全て吹っ飛んだせいで、ちょっと前まで本当にくじけてしまい、治療をやめようと思っていました。でも、夫と話したり、友人と話したりして、やらなければ後悔すると思い直し、再開することにしました。皆さまも、決められないとき、辛いときは少し休むことや夫やまわりに協力を仰ぐことを怖がらないでほしいです。そして、後悔しない道を進めたら、と思います。

管理人もちこより

もちこ

記念すべき最初のお一人目は、あきたこまちさんでした!
ご回答いただきありがとうございました✨

ご夫婦お二人の仲の良さが伝わってくるお写真にとても癒されました(^^)
旅行やお出かけに、漫画・ゲームに、上手に気分転換されながら治療に取り組んでいらっしゃる様子に、とても励まされました。

特に「いい意味で図太くなれました(笑)」と語ってくれたエピソード。
いらないアドバイスには、ついモヤッとイラっとしてしまう場面ですが、あきたこまちさんの返しはとっても上手だなと思いました。座布団10枚プレゼントしたいくらい!
世代もあるでしょうし、悪気がないことを頭では理解できるとはいえ、私はつい何も言えず「アハハ…😅(乾いた笑い)」で流して終わっていたので、あきたこまちさんのようなしなやかさを見習っていきたいです。

これから体外受精にチャレンジされるとのことで、はじめての採卵周期がスタートしたとのメールもいただきました。
お身体を大事にしつつ、まずはたまごが取れますように!受精しますように!全力でお祈りしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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この記事を書いた人

もちこ

1984年生まれ、埼玉県在住。2歳年上の夫と2人暮らし。
2018年3月結婚→2019年5月から獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンターで不妊治療スタート。2019年9月〜AIH3回×→2020年1月から体外受精(ART)へ。詳しくは自己紹介不妊治療の経過とお金のまとめへどうぞ。