人工授精1回目:前夜

昨日35歳の誕生日を迎えてしまったもちこです、こんばんは。

あ〜〜、20代の時に思い描いていた35歳っていったら、もう2人くらい産んでる予定だったのにな。
初産すらまだだよ!
もう母子手帳に高齢出産マークがつく年齢になっちゃったよ!!
何やってたんだろう私!!!
……と、今までの誕生日の中で、一番ぐるぐるしたネガティブな誕生日を過ごしてしまったかもしれません。多感なお年頃ってやつですね😅

さて、明日朝9時から、初の人工授精です。
内診の結果、卵巣が膨らんでいて排卵がもうすぐなので、急遽「やりましょう」ということになりました。

なのですが。

なんだかすごく、すごくモヤモヤしているというか、心が不安定です。

今日のブログは、そのモヤモヤをなんとか吐き出したい、安定させたい…という気持ちで書いています。なのでひたすら心の中をツラツラと書き出す記事です。

初めての人工授精を前に出てきてしまった「妊娠するのが怖い」という感情。

思い返せば、私の妊活は「夫も子供を望んでいるし、私もまあ絶対に産みたくないというわけではない。年齢も年齢だから、とりあえず1人くらいは頑張ってみようか」というところから始まりました。

予約から初診まで2〜3ヶ月、検査が始まったと思ったらチョコレート膿腫が見つかって、一時中断。そっちの治療を少しして、ようやく「不妊治療に移ることができる」ことになったのです。が。明日いざ人工授精をするとなったら、もう不安で不安で仕方がないのです。
いつでも涙腺が崩壊しそうな感じ。

この不安の正体はなんなんだろうなぁ。

妊娠すれば、体がガラッと変わること。
その先にある、つわり。
生活の変化。

どこまで仕事はできるのかなぁ。

障害を持つ子だったらどうしよう。出生前診断って受けた方がいいのだろうか。
今までに出会ってきた障害児ママの良く言えばパワー、悪く言えば宗教っぽさに若干のトラウマ感もあったりするので、ハンディがあったりしたら育てられる自信というか向き合う自信がない。ただでさえこんなに豆腐メンタルなのに。

出産だってめちゃくちゃ痛そう。
会陰切開なんて聞いただけで気がとおくなる。

カチコチになるおっぱい。マッサージ。
乳首が千切れそうになるとか。

夫は「仕事」と言えば逃げられていいよね、私はきっと逃げられない。

「子ども欲しくて不妊治療してたんじゃないの?」
それはそうなんだけど、本当に欲しいのかがわからなくなってしまった。

いいよなぁ、男性って。出して終わりじゃん。痛い検査なんてほとんどないじゃん。
なんで不妊治療っていうか妊娠・出産って、女性ばっかり負担がかかるんだろう。

「そういう性別なんだから仕方ないじゃん」っていうのは、重々、とても重々、ほんと重々わかっているんだけど、解せぬ。
痛いものは痛いし、毎回毎回仕事の調整するのだって面倒くさい。

人工授精はまだマシ、体外受精になったら誘発剤打ちに2週間毎日病院に通うとか。
うへえ。ただでさえ疲れる病院通いが毎日続くの???

こんなにキッツイ治療をしてまで妊娠する意味ある??

「子どもが欲しい」と、強く望む女性は意思を糧に乗り切れることなのだろうけれど、それほどの覚悟がなく始めてしまった私にとっては、全てのハードルが高い。怖い。どう乗り切っていいかがわからない。

自分でハンドリングできないことに対して、こんなにも大きな恐怖が生まれてきてしまう自分にもイライラする。

あーーめっちゃメンタル落ちる。

「そんなこと思っている人のところに赤ちゃんは来ないよ」なんて書き込みも見かけたけれど、来ないなら来ない方が良いのかもしれない。

とりあえず明日は行くしかないんだけれど。
気がめちゃくちゃ重い。

………うん、思いつくままに書き出してみたけど、ぜんっぜん!まとまらない。

みんなどうやって乗り切っているのかなぁ。

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この記事を書いた人

もちこ

1984年生まれ、埼玉県在住。2歳年上の夫と2人暮らし。
2018年3月結婚→2019年5月から獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンターで不妊治療スタート。2019年9月〜AIH3回×→2020年1月から体外受精(ART)へ。詳しくは自己紹介不妊治療の経過とお金のまとめへどうぞ。