ジェットコースターのように、気持ちが上がり下がりした1日を過ごしたもちこ(@sugars365)です、おはようございます!
一夜明けたのでだいぶ落ち着きを取り戻しましたが、2020年4月1日は、不妊治療に取り組む私たちにとっては、ショックが大きい1日だったのではないかと思います。
自分の備忘録がてら、1日の出来事と気持ち、そして私たち夫婦はこれからに向けてどう考えたか、を取りまとめたいと思います。
時系列まとめ
2020年4月1日 10:30過ぎ 日本生殖医学会から声明発表されたとTLがざわざわ
朝から仕事をしていて、一息入れようとTwitterを見たら、「声明が出た」とTLがざわざわし始めました。
つ、ついに来たか……!!!!
という、いよいよ感に、どうしたものかなぁと声明文を読んでウンウンと唸っていました。
Twitterでも、怒りや悲しみ、不安の声がとても多く書き込まれていました。
もちろん私も「不要不急の妊娠ってなんやねん!高いお金出して治療している人はみんな急いでるわい!」とか「結局ご自分たちでお好きにどーぞ、ってやつなんかい?」と、モヤモヤしたポイントもありました。
12:00ちょっと前 夫からLINE「通院先の病院で感染者が出たらしい」
そこに夫からLINEで新たな通知が。
獨協でコロナ出たらしいよ!!!(ニュースのスクショ)
えええっ?!
本当なのか、まずニュースの確認に。
その時の焦りようは私のTwitterをご覧ください…。
- 獨協リプロは総合病院であること
- リプロがある越谷市で感染者が出ていたこと
- その周辺市町村(春日部市など)でも感染者が出ていたこと
…などから、「ひょっとして?」「まさか?」「あり得るかもな?」くらいは思っていましたが、まさかこんなにその日が早く訪れてしまうとは。
一体治療はどうなってしまうんだ?
そんな不安な気持ちに、一気に包まれてしまいました。
幸い私は3月23日に採卵を終え、先週凍結確認も終わっていたので、治療としてはひと段落したところでした。
これが採卵周期にかかっていたかと思うと、ガクブルどころの話ではありません。
とはいえ午後イチから仕事の打ち合わせがあったので、こちらのニュースばかりに気を取られてばかりもいられず、「声明が出た」「獨協のホームページ(公式&リプロ)での情報確認」以上にできることもなく、仕事に集中することになりました。
こういう時こそ噂話は信用せず、公的な情報を収集せねば…というのが最近の私の心がけです。
今思うと、仕事があった=考え過ぎる時間が結果的になくなって、良かったなと思います。
19:30すぎ 獨協リプロ公式サイトに診療制限のお知らせが掲載されたのを確認する
というわけで、我が家も5月GW明けに胚移植を予定していたのですが、夫と話して一旦白紙→様子見だな、という判断になりました。
「① 2020年4月3日以降に胚移植予定の方は、原則中止とさせていただきます。」の原則中止側に入るだろうなと。AMHは同年代の平均と比べても低いし、チョコもあるけれど、1ヶ月2ヶ月を争う感覚ではないので、患者の中での優先順位としては中〜低めだろうと感じています。
冷静になれたニュース記事
朝から夕方にかけて次々と飛び込んでくるニュースに、「いや〜〜困った困った、どうしようどうしよう、でもどうしようもできないし、どうしたもんかな…(悩)」と、ぐるぐるしてしまっていたのですが、夕方ごろにニュースサイト「BuzzFeed」に掲載された岩永直子さんの記事「不妊治療は延期を」 学会の声明をどう受け止めたらいいの? 生殖医療専門医に聞きました」による冷静な専門医の意見 を読んだことで、冷静になるきっかけをつかみました。
生殖医療のゴールは、赤ちゃんが無事に生まれてくることことが重要なのです。妊娠することが終わりではなく、その先までつなげていかなければなりません。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-kikuchi
自分が漠然とモヤモヤ不安に感じていたことを、的確な記事にしていただけてるー!
ありがとう岩永さん!
今病院はてんてこ舞いだろうなということもあって問い合わせをするのは憚られるので、先生に聞きたいことが解決できたという感じです。
未知のウイルスに対する医療資源と自分の年齢や体とのバランス、そして今妊娠することへのリスクを客観的に捉えて考えることが大切なように思えました。
同じ獨協リプロ組の方との情報交換
ツイッターでも、同じ獨協リプロ組の方と情報交換を行いました。
私のように、次の予約が「月経後3〜5日以内に診察(予約は月経が来てから改めて日付決定するパターン)」となっている場合には、特にメールなどでの配信もありませんでしたが、採卵や移植日が2〜3日以内に予定されていた方には個別に連絡が来ていたようです。
ということは。
必要があれば病院から連絡が来るだろうから、もともと連絡すべき時になったらすればいいや、と考えました。
個人的には、今病院もてんてこ舞いでしょうから、余計な負担はかけたくないなぁという思いもあります。
ただ、先ほどの記事にも
あえて強調していくと、声明は止めろとは言っていないのです。延期を説明するように推奨しているだけです。
ですから、年齢も若くて、卵巣機能もそれほど低下していない患者さんは、先延ばしを説明しています。または、凍結胚も十分あって、移植をこれから考える方は先延ばしはいいと思います。
でもそれこそ年齢も40代後半だとか、卵巣の機能低下があって若くても卵子がなかなか取れない方については、推奨されているにしてもリスクを説明した上で、個々の対応をしています。全体の治療を止めることは考えていないです。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-kikuchi
とあるので、個人の状況に合わせて、必要に応じて、病院に問い合わせてみる&転院を検討するのは、全然OKだと思います!
夫との話し合い
いやー、まいったねー。まいったなー。これは移植できなさそうだよね。
そうだね、様子見するしかないかな。
それにしても採卵がスライディングセーフで良かったね。漢方の効き目も出るまで半年とか言われてるんだし(現在飲み始めて2ヶ月目)、ちょうどいいんじゃない?
たしかに〜。1月・3月と採卵してお金めっちゃ使っちゃってるし、移植にもまた15〜20万くらいかかるみたいだから、お金貯める時期にしても良さそうだね。
夫が帰宅してから、今日1日の流れと今後について話しました。
我が家の場合は、様子見するしかないよね〜で一致しました。
- 世間的な状況は、もう変えようがない
- 病院が診療制限始めたことも決定事項
- もともと移植予定は5月のGW明けだった、なんなら1ヶ月休んでも大丈夫だよ(6月以降でもいいよ)と先生に言われた
- それまでには状況がまた変わるかもだから、それまで難しいこと考えるのはやめよう
- 次に電話をしてみた時の状況で、また判断
- とくに転院は考えず、今ある卵を戻せる機会を一旦待つ
個人的には、子年の子供が欲しかった(母と私が子年なので、3代続けたかったw)のですが、何れにせよ間に合わないw 仕方なーい!
不妊治療している時に大変なことになっちゃったな、とは思いますが、焦ったところで・不安になったところで、ただただ心を病んでいくことになりかねません。
……もう、開き直ったもん勝ちかも?😅
というわけで、私自身は来るべき移植周期に備えて、
- 目指せヘモグロビン値13!鉄分&葉酸たくさんとるぞー!
- 目指せ血流アップ!ヨガ&スロージョギングで筋力つけるぞー!
- 目指せ健康!新型コロナ・インフル・その他病気にかからないー!
を目標に、治療が早く再開できるように、新型コロナおさまれ〜〜〜〜🙏🙏🙏と祈りつつ、自分でできることに取り組んでいこうと思います。
獨協リプロ通院にされている方へ、もし差し支えなければ、「こういう対応がありましたよ〜」という状況を教えてください。同じ病院に通う仲間たちに、個人を特定しない形で「このような対応があったそうです」と共有させていただければと思っています。