通院を始めて約1年、獨協大学埼玉医療センター/リプロダクションセンターをレビューします!〜女性外来編

採卵後の不調に乗じて、家事を夫に任せまくっているもちこ(@sugars365)です、こんばんは。

今日は、私たち夫婦が2020年3月現在通院しているクリニック「獨協医科大学 埼玉医療センター リプロダクションセンター」について、私個人視点でのレビューを書いてみたいと思います。

私自身、この病院が1つ目なので、他と比べることはできませんが、約1年通ううちにわかってきたことなどを中心にまとめます。

※過去の経験をもとに書いていますので、時間の経過で変更になっている箇所もあるかもしれません。あらかじめご了承ください。

「獨協医科大学 埼玉医療センター リプロダクションセンター」は、こんなところ

住所〒343-8555 埼玉県越谷市南越谷2丁目1-50
電話番号048-965-1111(代表)
リプロダクションセンター予約:048-965-2028(平日14:00〜16:00)
アクセス東武スカイツリーライン(伊勢崎線)「新越谷駅」または
JR武蔵野線「南越谷駅」下車、徒歩3分
・パン屋さん・お寿司屋さんを左手に見つつ、駅北側ロータリーへ進む
・丸亀製麺、マツキヨの交差点を渡る
・ミスドを右手に見ながらまっすぐ進む
車で行けるか?行けるが、駐車場がない。
周辺に駐車場はあるが、病院目の前の駐車場はいつも並んでいて混雑気味。
少し離れると、コインパーキングがあるが、少し高い。
ホームページURLリプロダクションセンター http://www2.dokkyomed.ac.jp/dep-k/repro/
病院本体 https://www.dokkyomed.ac.jp/hosp-s/
診療曜日月〜土曜日/日・祝休み
その他年末年始やお盆・学会への参加などでお休みになる期間あり
診療時間午前診療のみ
診察 受付開始8:30〜、診察開始9:00〜/採卵手術 8:00〜
設備ウォーターサーバーあり、トイレ待合室と同フロアにあり。
Wi-fiなし、電波状況はまぁまぁ。借りられる電源はなし。
治療条件戸籍上の夫婦であること(夫婦関係がわかる住民票の提出が必要)

初診の予約はどうだったか?

初診の予約は、私の時は約2ヶ月半待ちでした。

3月に電話をかけた場合、翌月(4月)・翌々月(5月)までの予約が取れるとのことだったのですが、私たちの場合は2019年3月中旬に予約の電話をして、女性外来の最短が5月24日でした。

男性外来は5月まで予約がいっぱいで、枠が空いておらず、新規予約ができないとのこと。

私が5月24日に先にかかり、「患者紹介」という形なら予約が取れるというので、夫はあとからかかることになりました。

もちこ

どこの不妊治療専門クリニックも混んでいますが、獨協リプロも同じく、といった感じでしょうか。

診察はどんな流れ?

基本的な診察の場合

再診受付

自動受付再来機に診察券を通したあと、予約票と診察券を受付の方へ渡す。
診察用書類など一式が入ったファイルを受け取る。

2階女性外来ラウンジへ

ファイルをポストに投函したあと、待合室で待機。

診察へ、先生とお話

番号で呼び出しされるので、指定された部屋へ。診察が終わったら、また待合室で待ちます。

看護師さんとお話

再度呼び出しが入ります。指定された部屋へ。
看護師さんからは、薬の説明や次回の予約票、会計ファイルを受け取ります。

会計

本館1Fにある会計窓口へ、会計ファイルを提出します。
会計が終わるのを待って、これもまた番号で呼び出されたら自動会計機で清算して終わりです。

1Fにある総合受付。

診察の所要時間はどう?

あくまで私の感覚値です!
その日の混み具合にもよりますが、診察がある日は午前中は潰れると思っておいた方が良いです。
そして午後イチにも予定を入れないことをオススメします。(私は一番遅くて13:30終わりがありました)

また、後ろにどうしても外せない用事があるときは「◯◯時までに病院を出たい」とスタッフさんに相談することもできるそうです。

初診(診察+諸々の検査)約3.5時間
通常の診察(エコー+先生とのお話+看護師さんとのお話)約1.5〜3時間
AIH(人工授精)採精+精子調整 1〜1.5時間
診察+人工授精 1〜2時間
計 2〜4時間
採卵周期の卵胞チェック採血検査+結果待ち 1時間
診察 1〜2時間
計 2〜3時間
採卵周期の注射のみ15〜30分(時間帯による、朝イチなら早い)
採卵手術当日約3〜4時間

大学病院なので、どうしても時間がかかりがちなのは仕方ないですね😓

先生は1人の先生がずっと診るの?

いいえ、その日によって先生が違います。今日どの先生が自分を診るのか、呼び出されるまでわかりません。

カルテを通して治療経過を見て、その日の診察をして、また次に繋げていくというイメージです。

しかし、先生の人数が3〜4名なので、よく診てくれる先生・よく注射してくれる看護師さん、みたいな感覚はできてきます。特に採卵フェーズに入ってくると病院に通う回数が増えるため、きっとお互い認識があるのではないかと。。。(妄想です)

もちこ

ただ、たま〜に、前の先生が所見の入力などを忘れてしまっていると、話が噛み合わないこともあります😅 そういう時は冷静に「前回こうで、今日はこれをしに来ました」と修正すれば大丈夫です!笑

説明会はやっている?

タイミング法、AIHに関する説明会は行なっていないようです。
冊子と、診察後の看護師さんからの簡単な説明(5分くらい?)のみ。

高度不妊治療(ART)を行う時には、先にART説明会への参加が必須となります。

夫婦揃って参加、1回10組程度まで、月1回土曜日の開催で、予約が必要です。所要時間1時間半〜2時間程度です。

もちこ視点的・獨協リプロの良いところ

男性外来・女性外来の両方があり、診療情報が共有されているので、連携した不妊治療が行える

男女で通院できる不妊治療クリニックは増えてきたと思いますが、まだ「婦人科」を掲げているクリニックも多くあります。そして、婦人科は、どうもピンクピンクしているんですよね…。

そして婦人科専門のところだと、「男性側の泌尿器科は外部病院と連携」という病院も多くありました。

私たちは治療に取り組むにあたって、二人とも30代半ばを超えていたため、スピード感が何よりも重要だと考えました。スピード感を出すには「2人で治療を始めること」が大切だよね、と。

大学病院なので、治療水準が信用できる

不妊治療クリニックはほとんどが私設クリニックなのですが、大小さまざま、値段もさまざまで、何を基準に選んでいいかがわかりませんでした。

妊活本を買ってみたものの、これは「ゼク◯ィみたいに広告費を出しているところが良い病院として紹介されているんじゃないか?」と思えてしまったり。今でこそなんとなくわかってきましたが、妊活初心者当時は全然わからなかったのです。

大学病院なら、研究機関として成り立っているし、病気が見つかったとしてもそのまま治療に移ることができるし、総合的に1つの病院で済ませられるのではないか?というところから獨協リプロへの通院を決めました。

特に男性不妊に関しては、日本でもトップクラスの岡田弘先生がいらっしゃいます。

NHKの番組「あなたの“精子力”は大丈夫? ニッポン“精子力”クライシス」を監修された先生です。

https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20180809/index.html

駅から近い、通いやすい

駅徒歩3分、これはめちゃくちゃ助かっています!
採卵周期に入っちゃうと、雨でも台風でも雪でも「今日は面倒だから行かない」ということができないので、通いやすいに越したことはありません。

これは私たちの居住地、夫の勤務先、私の勤務先の位置関係でも通いやすいというのがポイントになりました。

産婦人科とは別なので、待合室に子どもがいる機会が少ない

産婦人科は本館にあり、リプロダクションセンターはMIRAI棟という道を1本挟んだ別棟にあります。そのため、赤ちゃんや小さなお子さんが待合室でギャーギャー騒いでいるということは、ほぼありません

稀に女性外来には、第二子妊活以降の方がお子さんを連れてきていることもありますが、私がお会いした限りではみんな大人しく過ごされています。

サプリメントの押し売りがない

病院によっては「体質改善のためのサプリメントや食事療法を受けてからでないと治療を開始しない」というところもあるそうなのですが、獨協リプロの場合は「おすすめされることはあっても、絶対買え!!!」ってことはないそうです。

というのも、私自身はおすすめされたことがないのですが、夫はおすすめされたので買ってきたことがあります。

獨協リプロで扱っているサプリメントは、BABY&ME という医療機関用サプリメントブランドのものでした。

病院の中にスタバもローソンも食堂もある

さすが大学病院! 施設が整ってます✨

スタバ:会計の近くにある。テーブルやイスなどはありません。病院の待合室のイスを使用します。
(新幹線の待合室にあるようなスタバのイメージ)

食堂:会計待ちの間に食堂でご飯を食べることもまぁまぁあります。500円前後です。

食堂の日替わりランチ。

もちこ視点的・獨協リプロのいまいちポイント

待ち時間が長め

これは大学病院なので仕方がないなぁと思っています。
女性外来は、杉本先生をはじめ、毎日2〜3名の先生で診察を回されている様子。

なにせ「月経がきたら」とか「卵胞の育ち具合で」みたいな感じで、予定が立たないですしね😅
これはお互い様なので、仕方がないっ!と思っています。

が、血液検査+診察ありの場合、午前中はだいたい潰れます。
朝早めの時間帯の予約を取ることで11時ごろに終わることもありますが、時間にシビアなお仕事の場合は、ストレスがかかってしまうように思います。

午後(夕方)の診療は、2020年2月に終了/2020年3月からは午前診療のみになっているので、「通うためには午前中を通院に充てる」必要があります。

予約の受付時間が短い

予約の電話を受け付けてくれる時間は、月曜日〜金曜日の14:00〜16:00/2時間のみです。

これがなかなかハードルが高い!
以前、14:00スタートの仕事の打ち合わせが入っていて、15:58に肝を冷やしながら電話したことがありました。

特に採卵周期に入る場合、「月経が来てから3日以内」という指定があるのですが、月経が金曜日の遅い時間に来たらほぼアウト😱

毎回自分のリセットにヒヤヒヤします。

ウェブ予約があんまり使い物になってない

2回目以降に受診する場合、ウェブ予約が利用できることになっています。
が、ほとんど使い物になってません(笑)

というのも予約枠がほぼ「×」と出てしまっているんですね。

電話すると、スタッフさんなら「×」のところにも無理やり予約が入れられるそうなのですが。。。

最初2〜3回見てダメだなと思ったので、今では電話での予約にしてしまっています。

診察予約確認のメールが来るところはGOODポイントです!

まとめ

ということで今回は、獨協リプロへかかった時のざっくりとした流れをご紹介しました!

あ、最後に肝心な話を。

先生も看護師さんたちも、私は嫌な思いをしたことがありません。
時には励まし、時には一緒に祈ってくれます!笑
ゆっくり時間をかけてというわけにはいきませんが、テキパキと話してくれるし、わからないことは聞けば教えてくれます。

高いお金を払う不妊治療病院なので、少しでも通院イメージの参考になれば嬉しいです。

このページの情報は、私が獨協リプロへ通院する中で得た情報をお伝えしていますが、時間の経過により変更になることがあります。受診される際は、必ず病院ホームページをご確認くださいね!

もし同じ病院に通っている妊活戦士の方で、ご意見や訂正・補足などがありましたら、ツイッターからDMいただけると助かります!

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ありがとうございます、励みになります

この記事を書いた人

もちこ

1984年生まれ、埼玉県在住。2歳年上の夫と2人暮らし。
2018年3月結婚→2019年5月から獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンターで不妊治療スタート。2019年9月〜AIH3回×→2020年1月から体外受精(ART)へ。詳しくは自己紹介不妊治療の経過とお金のまとめへどうぞ。